ゆっくりと再開します。
<二十話を聞く前に、第一話から第十九話までのあらすじ>
舞台は、トロールの暮らすミンミン谷。トロールには、意識しないとすぐに眠ってしまうミンミン族と、いつも悩んで眠れないモンモン族などがいる。
世界の北に位置するミンミン谷の冬は極寒である。そのため、冬の間は、皆冬眠。そして、春の兆しとともに、旅をしていたコナフキンがギターを抱えてミンミン谷に戻って来る。これがミンミン谷の一年の始まりである。今回の話もそんな風景から始まる。というわけで、ミンミン族のミンミン、モンモン族のモンモン、コナフキンなどがこのお話の主な登場人物である。
さて、今回は、コナフキンのポケットから出てきた可愛いドラゴンの子供を中心に物語が進んでゆく。言語学者のヘムロックさんの依頼でコナフキンが連れて来たこのドラゴンの名はビビ。ドラゴン族の島の由緒正しいドラゴン族王子である。ドラゴン族の王様の意向で、ビビは島外留学のためコナフキンに託されたのだ。というのも、ある時から共通語を教えない方針をとったドラゴン族政府とはちがい、王様はビビに共通語を学ばせたいと考えていたからだ。「こっそりとビビを島から出して共通語で教育させたい」そう思っていたところへ、タイミングよくヘムロックさんの紹介状を持ってコナフキンがやって来たというわけである。
ミンミンとモンモンは、コナフキンから、ビビについて、ドラゴン族の口から出す炎と繁栄についての秘密、多くの種族の歩んできた歴史、言語についての話を聞く。これらは決して知られてはならない秘密である。
ところで、ビビがドラゴン族の島からいなくなった、という情報を掴んだ一味もいた。一味の総統の指令を受け、ユウコ、ワルニコワ、ワルニツカヤの三人組が、飛行船に乗ってビビの行方を探しにミンミン谷にやってくる。
この三人組のとった作戦は奇抜なものだった。飛行船から、最新の催眠理論により作られた「ユウコの子守唄」という歌をミンミン谷に響かせ、ビビの行方をさぐろうというものだ。そして、この歌により催眠効果のある種族がモンモン族であることがわかった。
一味のそんな計画を知らないミンミンとモンモンは、飛行船を見に行こうと、その着陸先である「幸福の丘」を目指して歩いていた。そのとき、飛行船組のワルニコワとワルニツカヤに遭遇する。会話を交わす4人。やがて、ワルニコワたちは、歌の催眠効果に反応する種族、モンモン族のモンモンがいることに気づいてしまう。果たして、モンモンはどうなってしまうのか?
第二十話
<出演>◆ワルニコワ……しふみ ◆ワルニツカヤ……キミコ ◆ゆうこ様……ゆうこ ◆神成おこし
<脚本>桂木 亘

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『トライブス〜ドラゴン編』第二十話
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